ツナワタリマイライフ

日常ネタから技術ネタ、音楽ネタまで何でも書きます。

GitHubのProjectボードをお試しがてら技術本の進捗管理をしてみる

はじめに

GitLabではissue board使えるけど、GitHubでも使えるらしい。

soudai.hatenablog.com

で、まぁ仕事でissueでタスク管理しないといけないほどの規模でGitHub使ってるわけでもないので、がっつり使いこむことはなさそうなんだけど、とりあえず使ってみました。

使ってみる

github.com

とりあえず技術書の進捗をボードにながめてえへへってしてみるの巻。

github.com

もはや意味があるかわからんが読書メーターに雑にメモったあと、たいてい復習をかねてブログに書くまで通して消化(完了)としています。

よくインプットした(読み終わった)はいいけどブログに書いてない、みたいな状態でたまることがあるので、それの可視化もかねて。

あと積ん読をしすぎないように、という意味もかねて。。。

今後

  • とりあえず2018/2Q何冊いけるか楽しみなので様子見る
  • せっかくGitHubなので消化状況をREADMEに書ければいい
    • どうせならGitHub APIの練習がてらissueから情報ひっぱってきてpushできるといい
  • なんなら自動ビルドしてGitHub Pagesとして公開できるといい
  • ciercleci組み合わせたい
  • 他人もissue投稿できるわけだから、おすすめの本を登録してくれてもうれしい

とやるかどうかわかりませんがいろいろ考えましたとさ。

技術者の、技術書の登録/管理システムをGitHubのみで作れたら素敵だよねって感じです。

「GitLab Meetup Tokyo #7: 新年度応援&GitLab 11.0」に参加してきた

GitLab Meetup Tokyo #7: 新年度応援&GitLab 11.0

してきた。しかもブログ枠で。

gitlab-jp.connpass.com

みんなちゃんと読むんだよ〜〜〜という会でした。(癒着ではない)

GitLab実践ガイド (impress top gear)

GitLab実践ガイド (impress top gear)

ちなみにぼくはちゃんと読んでいった。サインもらってるひといて、持って行けばよかったーと。(思いつかなかった)

blog.chaspy.me

感想

  • GitLabのビジョンをちゃんとわかった上で、GitLabを使い倒すのが大事
  • ただのコードリポジトリではない、CI/CDを含む、サービス開発の全てをGitLabで完結させることを目指している
  • GitLabをオンプレで運用している人向けのmeetupや、情報がもっと増えてもいいかなと思った
    • 僕も社内サービスで使ってるし、個人でも立てて運用してる
    • 今日はGitalyの話が聞けてよかった
  • アイコンはたぬき
  • 2ヶ月後に11.0リリース、今後もさらなるGitLabの進化に目が離せない

以下、当日のメモを乗せて簡単ですが終わりたいと思います。若干ですがリンク補完してるところあります。

発表者のスライドが見つかれば載せていこうと思います。

Complete DevOps

speakerdeck.com

  • Shingo Kitayamaさん
  • ansible実践ガイドの作者さん

twitter.com

1. Gitlab complete DevOps

  • ビジョンの話
  • ツールって何かしら目的があるよね
  • Gitlabのビジョンは"enterpriseのソフトウェアをデプロイする時間を短縮したい"
  • ideaがslackで生まれて、jira, githug, jenkins, chef, kubernetes... ツールが多い
  • "変更を容易にするためのツールチェーンの管理をなくし、開発者と運用者のコラボレーションを促進するカルチャー"

2. GitLab Development lifecicle

  • Plan ... 進捗管理、タスクの優先順位
    • chat(mattermost), issue management
      • redmineやjiraいれなくてもいい
  • Create ... 設計、コード化、ビルド、ブランチ管理
    • version control, code review(Merge Request)
  • Verify ... 静的解析、会期テスト、脆弱性分析、パフォーマンス
  • Package …. パッケージ管理、トリガーリリース
    • artifactって成果物をarchiveしただけと思うよね
    • 並行してdocker imageを作ってregistoryも登録していく
  • Release … リリース調整、デプロイ、フォールバック、スケジュールリリース
    • gitlabがデプロイ環境を持ってるわけじゃない
    • kubernetesに向けてトリガーきっかけに実行する
    • Continous Delivery, Release Automation
    • カナリアデプロイもできる
  • Configure … インフラの展開、再デプロイ
    • Infrastructure Configuration, Application Control Panel
  • Monitor … パフォーマンス測定、ユーザー経験
    • Application Performance Monitoring
    • Prometheus
    • Grafana

まだまだこれから機能は増えていく(特にConfigure, monitor...)

3. Gitlab Cloud Native Application

  • Cloud Native(CNCF)
  • メリット
    • 開発者の時間を海部
    • スケールしてコスト節約
    • 速いリリースとフィードバック
    • システム開発からビジネス開発へ時間をシフトする
  • kubernetes on GCP、ボタン一発でいける

How does Gitlab manage git repositories?

  • @sota yamashita さん
  • Locki
  • 404ページ
  • たぬきなのかよ(笑)

twitter.com

Gitalyについて

  • A Git RPCservice for handling al the git calls made by GitLab
  • GitalyはGo言語製

Gitaly <> Railsサーバ with gRPC

  • GitalyはNFSサーバに対してリポジトリを探しに行く
  • なんでgRPC?
    • 最初はREST APIを考えてた
    • gRPCの利点
      • リクエスト、レスポンスに片付けて切る
      • Protocol BuffersがGoやJava、Nodejsなどをサポートしている
      • HTTP/2を活かした高速通信ができる
  • 普通にGoの中でgitコマンドを実行してる

まとめ今後やりたいこと

  • GItaly without Gitlab
  • Gitalyをgitサーバとして使って見ることをやってみている

GitLabのイシュートラッカー活用術

www.slideshare.net

  • 吉村潤平さん(@jumpyoshim)
  • iRidge
  • タスク管理ツールを併用してた(Backlog)
  • Gitlab実践ガイドに出会った(会場笑)
  • Issue Label、アイデアレベルのものを出しやすくなった
  • Slack NotificationでMRやissueを見逃さなくなった
  • Description Templatesを活用、テンプレで作成しやすくなった
  • External issue trackerで外部タスク管理ツールとの連携
    • backlog未対応。。。
  • Gitlabのビジョンを知りどう使うべきなのか考えてみる
  • イシュートラッカーを便利に使うための機能がたくさんある
  • Gitlab実践ガイドおすすめ

twitter.com

GitLab CI & Docker-inDocker

  • Yasuhiro HARAさん(@toricls)
  • GitLabがdockerを使う方法
    • shell
    • docker-in-docker
    • docker-socket binding
  • 普通にdockerコンテナでdocker buildしてもdockerコマンドないとか、permission deniedとか
  • services: -docker:dindと書けばいい
  • docker pullしてもホスト上にはない、わぁclean

twitter.com

カッブラボ

  • @t_nakayama0714さん
  • もっとお金ほしい
  • マネーキングダムというgitlab group
  • gitlab pagesを日次で更新
  • いいよ、gitLab.com
    • GitLab Pages
    • GitLab CI
    • ぐいぐいバージョンあがる
    • 無料
  • お金を稼げたか?結果は、、、うっ

twitter.com

GitLab-CEのContributionとGitLab 11.0の展望

speakerdeck.com

  • @tnirさん
  • github.comにもgitlabhqというリポジトリ
  • 20000star超えてるプロジェクトは196しかない
  • rails appの中で2番目
  • 11.0は2018-06-22にrelease

github.com

CREATION LINEさん寿司スポンサーセッション

  • CHEF, Docker, GitLab、日本への展開
  • リセールパートナー
  • @hiroponzさんjoin (MVPに3回選ばれた)

www.creationline.com

「カイゼン・ジャーニー」を読んだ

はじめに

読んだ。

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

イベントにも行った。

blog.chaspy.me

タイトルでビビっときて、デブサミで買った。常日頃から改善活動をしているので、何か共感するところがあると思ったから。

中身はアジャイルプラクティスを現場に導入していくストーリー。特にアジャイルを学びたいと思っていたわけではないので、中身自体はふんふんと読み進めていった。

ただ、この物語にはアジャイルをやること以外にきっと重要なメッセージがあるはず。そこを考えてみたい。

第1部 一人から始める

何かを変えるとき、改善するとき。コツは自分の仕事場の外に出ることだとあって、本当にそう思う。

もっと仕事のやり方を良くしたい、変えたい、新たな取り組みを始めたいと思ったときに、何からやっていけば良いのか、どうすれば良いのかとっかかりがわからず前に進めない時がある。(略)私としては、自分がいつもいる場所から外に出てみることをお勧めしたい。(p12)

1つの組織にずっといてはいけない。だからエンジニアは勉強会に出て外の空気を吸いにいくんだと思います。僕もそれをしてきたから改善できたし転職もできたなーって思う。

そして何かを変えるときに僕が大事だと思っていること、"小さくはじめる"ことと、"許可を求めるな謝罪せよ"ということもちゃんと書かれている。まず怒られない範囲で、勝手にやってしまう、やったあと広める。たいていそれでうまくいく。

自分1人からはじめて、そして自分1人で振り返りをする。それがまず第一歩ですね。

ちなみにプライベートの目標管理については時間の経過とともにやりたいことや自分の趣味嗜好が変わってしまうことがわかってるのであんまり厳密にしないようにしている。そのとき情熱を持ってやりたいことをやる、それに向かう可処分時間をできるだけ増やすようにしたいと思っている。

第2部 チームで強くなる

チームで強くなるというところも僕が普段から仕事をしているときに考えていることの1つ。

スプリントプランニングや、プロダクトバックログなど、アジャイルアジャイルしい(笑)プラクティスが紹介される章です。大切だと思うけど、僕はこんなにがっつりアジャイル開発をすることはなさそうなのでわりと流し読み。

それぞれのプラクティスは知っておくと、いざそれが必要になった場面で試せるからいいですね。

これは先のイベントで著者の方々も言ってました。別に全部やんなくていいし、手段ベースで考えちゃダメで、必要になった時に必要なだけやればいいだけだよって。その通りですね。

第3部 みんなを巻き込む

この章も様々な困難にぶちあたりつつ、アジャイルプラクティスを実践していって、優先度を見極め、チームをゴールに導いていくストーリーですね。わりとプラクティス自体にはあんまり興味がなくて、ここも流し読み。

第3部で言いたいことは、たぶん問題の見極めですよね。第2部でチームとして1つのゴールに対して向かっていくことはできた、次はどうしようもない困難にぶつかったとき、そもそもゴールは何なのか。課題は何なのか。issueは何なのか。Whyからはじめよ、というのはそういうことですよね。だからプランニングポーカー、仮設キャンパス、ビジネスモデルキャンパス/リーンキャンパスといったことが出てくる。

まだビジネスに近いところで仕事をしたことがないのでちょっと今の自分にはピンと来づらいところではあったけど、いずれやるときには思い返したい。

blog.chaspy.me

おわりに

カイゼン・ジャーニーは、自分たちの組織にアジャイルを導入したいひとにとってはど真ん中で役にたつだろう。だけど、今の仕事を、今の職場を、今のチームを、ほんの少しでも今よりよくしたいと思うひとが読んだらいいと思う。

僕はこの本の一番のメッセージは、みんな1人からはじめるんだよ、ということだと思う。著者たちだってそうだった。

巻き込み方、強くなり方はチームによって違う。この本が紹介しているのはほんの一例。だからこそあなたの「カイゼン・ジャーニー」を描いてくれ、というのがメッセージだ。

僕もこれから自分のカイゼン・ジャーニーを描いていきたい。

「エラスティックリーダーシップ」を読んだ

はじめに

読んだ。

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

買ったのずいぶん前で、途中まで読んで中断して、今回また再度最初から読み直した。

「はじめに」にある、"専門家はいない。私たちしかいないんだ。"という言葉は、何度見てもハッとする。僕たちの現場もそうだった。きっと多くの現場がそうだろう。

この当たり前のようでおそろしい状況を突破するにはチームの力、そしてリーダーシップが必要不可欠。

それも、エラスティック(融通性のある)リーダーシップが必要だ。本書はエラスティックリーダーシップとは何か、そしてチームの状態によって、適切なリーダーシップがある、ということを述べている。

まずは本書をブロックごとに復習していく。

エラスティックリーダーシップ

第I部 エラスティックリーダーシップを理解する

2章で書かれている、"リーダーシップスタイルをチームのフェーズに合わせる"ことが本書の主張である。

まず、チームには3つのフェーズがある。

  1. サバイバルモード ... 学ぶ時間がない
  2. 学習モード ... 自分たちの問題を解決するために学んでいる
  3. 自己組織化モード ... チームが自律的に課題を解決している

3が理想的なのは言うまでもないだろう。私も1か2しか見たことがない。気づいてないだけかもしれないが。

これら3つのフェーズにそれぞれ適したリーダースタイルがある。これが"エラスティックリーダーシップ"と言われるところだ。

フェーズ リーダーシップスタイル 下のフェーズに移動するには
サバイバルモード 指揮統制型 ゆとり時間を作る
学習モード コーチ 自分たちで課題解決できるように教える
自己組織化モード ファシリテーター チームへの要求が変わる

それぞれのフェーズ、スタイルについてはあとの部で詳細に説明される。

3章ではバス因子についても言及されている。トラックナンバーと同じだ。

d.hatena.ne.jp

「このひとに聞かないと仕事が進まない」ひとのことをバス因子。単一障害点(SPoF)なんですね。ぼくはこれが大嫌いなので、今では立派な属人化ぜったいころすマンとして日々活躍している。

チーム内のバス因子を減らすためにペアプログラミング、レビュー、ローテーションなどのプラクティスが紹介されている。

チームの成長のためにはバス因子を取り除くことが重要だが、それよりもこの概念を紹介したもっとも重要な理由は、リーダーである自分がバス因子になる可能性があるからだと思う。

バス因子にならない、リーダーシップ。ここがポイント。

第II部 サバイバルモード

「とにかく頑張る」モード。多くのプロジェクトがこのモードだろう。

サバイバルモードを脱出し、ゆとりを作るためにはコミットメントを取り消すしかない。それをダメと言われれば詰んでしまうけど、このまま続けるともっと悪いことになる、とか、長期的にみると今ゆとりを作って組織を良いモードに変化させるとこういうメリットがある、ということを上層部へ説得しなければならない場面があると思う。ここが一番しんどいところな気がする。

サバイバルモード時に求められる指揮統制型リーダーシップは、何も作業レベルであれこれ細かい指示を出すことではないと思う。

ただ、意思決定の部分を指揮統制するのだと思う。具体的にはp42であげられている以下のようなことだ。

  • 4.5.1 悪い決定を正す ... ex, ソースコード管理システムを使用していない
  • 4.5.2 チームの強みを発揮する ... 強みが発揮できるアサインを行う
  • 4.5.3 障害を取り除く ... メンバーが直面している様々な障害を取り除く(1on1で会話する)

また、4.6.1 チームとより多くの時間を過ごすのも重要だと思う。サバイバルモード、大変なときだ。すぐに頼れるリーダーが近くにいたほうがいいに決まっている。

サバイバルモードから脱出することのポイントは2つ。 * コミットメントを取り消し、ゆとりを作る * 指揮統制型リーダーシップを行い、残るコミットメントを確実にする

こうすることで、仕事を円滑に進めつつ、ゆとりを作ることができる。そうすれば学習モードへ移行可能だ。

第III部 学習モード

大事な考え方は、5.2 谷を受け入れることだと思いました。何かを学習する時って、最初は多く失敗したり、うまくいかないので、一時的に生産性が落ちる。(これを谷と呼んでいる)だけどそれを受け入れる。挑戦しているのであれば、失敗を許容することが大切だろう。

また、5.3 チームを谷に飛び込ませることも大事。現職は谷ばかりで本当につらかったけれども(笑)技術的な谷につっこむことを許容し、またそれにより生産性が落ちることを許容してくれたリーダー、上司には感謝。

6章のコミットメント言語もまた本書で大切な考え方である。チームメンバーがコミットメントを宣言するときの注意点である。抜け道を作らない、希望的な物言いをしない言い方をチーム内で徹底させること。つまり「何日までに終わらせます」と言ってもらうこと。ここを「〜までに終わると思います」「できるだけやりますけどできないかもしれません」ではないということ。

これを課すことはメンバーに対して心理的に負担を強いるかもしれないし、「そんなものやってみないとわからないじゃないか!」ということも多々あるだろう。そのときにリーダー、あるいはメンバーが考えることは、その6.3 コミットメントがあなたの制御下にあるか`ということである。

この不可能なコミットメントをどう可能にするか。直せるかわからないアプリケーションの性能問題を、来週10%改善します、とはなかなか自信がないかもしれない。そこで、「少なくとも毎日何時間この問題に取り組みます」「少なくともこの点に関してこのように調査して、来週のいつに報告します」といったことならコミットメントできるだろう。

まずはミーティングでコミットメント言語を使うよう、自分含め広めていくことからはじめていこう。

学習モードで重要な点は以下2つだと思う。 * 作られたゆとり時間で課題解決に対する挑戦を行う * 挑戦をする際にはコミットメント言語を用い、チーム内で合意すること

第IV部 自己組織化モード

自己組織化モードになったチームは、もはやリーダーが手をくだすことはほとんどないだろう。8章 クリアリングミーティング を実施し、チームをファシリテートすること以外には。

この部での大事なことは9章 影響パターン。何かを変化させる時、6つの影響力を考えておくといい。これはあとのエッセイでも多く参照される。

  • 個人レベルの能力
  • 個人レベルのモチベーション
  • 社会レベルの能力
  • 社会レベルのモチベーション
  • 環境レベルの能力
  • 環境レベルのモチベーション

例えば、社内のテックブログに記事を書いてもらいたいと思うが、なかなか書いてくれないとき。書こうとしないメンバーは、テックブログを書くドキュメンテーションスキルもあるし、根本の技術力もある。さらにテックブログを書くことで個人のプレゼンスもあがるので、書きたいと本人は言っている。

ただし、テックブログを書いても書かなくても給与は変わらない。これは環境レベルのモチベーションが欠如してると言える。

ひとに何かをおねがいするとき、それにはメリットがあるか、すなわちモチベーションが担保されるか、という視点が私も欠けがちなので意識したい。

エッセイ

このあとはエッセイ。おまけに自分が好きな記事を簡単に紹介したい。

第Ⅴ部 チームリーダシップについて知るべきこと

13章 おそらく技術的な問題ではない

たいていの問題は技術的な問題ではない。重要な視点だと思う。

15章 空気、食料、水をドキュメントする

ドキュメント、ぼく自身が強いこだわりをもってやってるのもあるが、"新しく入ってくるひとのために"ドキュメントを書くという視点はとても大切だと思う。それは新しいチームメンバーに、チームへの信頼感を与えることになります。

誰かに何かを聞かれるたびにドキュメントを書く。もちろん書くだけではダメで、継続的に書き続けられるよう軽く保っておくことが必要だ。リーダーはこのドキュメントのメンテナでないといけない。

23章 見守り、訪ね、敬意を示す

自己組織化となったチームのリーダーは、適切な問いをチームに行うことでより良い方向に導くが、この問いは私しかできないのはなぜだろうか?とメタに問うことが必要だと述べている。問い方をメンバーに伝えれば、最終的に自分は本当に必要なくなる。それがゴールなんだろうな。

24章 開発者が幸せな状態であれば、質の高い仕事が得られる

最近だとこういうことがよく知られてきてるんだと思います。それに気づいた企業はまず仕事道具であるPCにはフルスペックで、開発者に選択の自由を与えているでしょう。

メルカリのBe Professional Daysのように、業務とは関係ない、質を高めることに集中できる日を作ることの重要さも説いていますね。ぼくも勝手にそうしています。

tech.mercari.com

31章 あなたはリーダーであって、すべてを知る者ではない

すべてを知りたい欲求にかられてしまう。だけどそうではいけない。チームメンバーを信頼し、チームメンバーの意思決定を尊重し、チームとして方向を合意する、それを導くのがリーダー。

第Ⅵ部 日本人執筆者によるチームリーダーシップについて知るべきこと

35章 コミュニケーションメンテナになる

この視点は新しいなと思いました。チーム内のコミュニケーションのデフォルトをオープンにする。また、メンバーにあった手段をとるというのはぼくも実践したことがあります。

46章 大事な問題にフォーカスする

チームの問題、組織の問題として、それを解決すればいいはずだ、そうやって思い込んでしまうことは、ぼくにもありそうだな、と思った。"チームが良くなれば事業やプロダクトがよくなるという思い込み"や、"何のためにチームをリードし、マネジメントするのか"という問い。忘れてはいけない視点だと思う。

おわりに

本書の内容は第四部の114pまでで終わる。1章ごとの内容も短いが、大切な内容が詰まっているのでリーダー、あるいはリーダーシップについで考えたいすべてのひとにおすすめできる本だ。

2018年2Q目標

はじめに

1Qの振り返りをしたので、2Qの目標を立てておく。

blog.chaspy.me

2018/2Q目標

7/1から次の転職先で働き始めるので、技術的なキャッチアップに全振りすることになると思う。5月中頃を最終出社日として、あとは有休消化の予定。

技術

ソフトウェア技術

大きくこの3つ。kubernetesはコンポーネント、仕組みを理解し、railsアプリケーションをkubernetes上に乗せて運用できること、を目標にする。3ヶ月かげてじっくりやる。

AWSは、あまりお金をかけられないので、次の職場で使うサービスの概要理解をする。あとはterraformでコードを簡単に書いて、AWSのリソースを構築できるようにしておく。できるだけ次の職場で使うサービスを含んだコンポーネントを構築するterraformのコードをgithubにpushする。

Rubyは、がっつり書くわけではないが、アプリケーションがRubyなので、アプリ開発者と話せる程度の技術は必要。なかなか達成度をはかりづらいが、Railsアプリケーションを1つ構築しきろうと思う。(もちろん別途書籍はやる)Rubyの資格にしようと思ったけどなんか気が進まないんですよね。

組織論

これは趣味とも言えるところで、エンジニア組織をどうしていくかについては、書籍ベースでじっくり学んでいきたい。特に達成目標は設けません。

英語

かつて目標を立てても一度もなされなかったこの目標ですが、Seeking SREのプレビューリリースぐらいは読み通したい。

shop.oreilly.com

あと、スタディサプリをやろうかなーと思います。まだやりはじめてないですが、日常会話コースから。

app.eigosapuri.jp

yakstで1記事書きます。

yakst.com

音楽

猫の休日の2nd albumリリース。たぶん5月頃。計5曲のmixが残ってます。

猫の休日

あとはどうしよう。特にチャネルは問わず、2曲ぐらいあたらしく作詞作曲編曲ができるといいな。

健康

体重計に乗ることと、ジョギングの習慣化。

自動で記録される体重計を買って、サブカンに公開する。

以上、こんなところにしておきます。アウトプットの本数をかかげてたけど、あれって手段なので、数値を目標にする必要はないかなと思いました。

2018年目標の修正

とりあえず3ヶ月で無謀だということに気づいたので修正します。

blog.chaspy.me

  1. Write Code Every Day
  2. Eat Curry Eveyr Day
  3. 300記事書く
  4. TOEIC800
  5. 10曲リリース

1は正月頑張ってたんですけど無理でした。(笑)2も太るのでやめました。カレーに没頭することでカレーエンジニアとして何か見えてくるかなーと思ったんですけどね。

1は年間10本登壇に変更、2は健康ということでBMI22を目標にします。

2018年4月の目標

一月ごとに目標立てて振り返るのは追いつかないとは思うんですが、今ちょうど転職活動を終えてモチベがあがってるところで、やりたいことがたくさん溢れすぎてるので棚卸しをかねて。

技術

kibernetes

入門 Kubernetes

入門 Kubernetes

コンテナ・ベース・オーケストレーション Docker/Kubernetesで作るクラウド時代のシステム基盤

コンテナ・ベース・オーケストレーション Docker/Kubernetesで作るクラウド時代のシステム基盤

Terraform

Terraform: Up and Running: Writing Infrastructure as Code

Terraform: Up and Running: Writing Infrastructure as Code

Ruby

tatsu-zine.com

その他

GitHubツールビルディング ―GitHub APIを活用したワークフローの拡張とカスタマイズ

GitHubツールビルディング ―GitHub APIを活用したワークフローの拡張とカスタマイズ

組織

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

グロービス MBA組織と人材マネジメント

グロービス MBA組織と人材マネジメント

音楽

2nd album mix完4月中は多分難しいので、GW明けまでにしておきます。

英語

毎週水曜日の英語ランチに行って、何かひとつ自分から話題を出す

健康

美しくなるために痩せようと思う(BMI19.9)

apple watchを買って運動量を警告してもらう

登壇

  • kubernetesについて社内勉強会
  • 組織について身内のLT会
  • rubyについて、kawasaki.rb

おわりに

可処分時間全部つっこむ。GWはあそぶ。

2018年1Q振り返り

はじめに

あっという間に第一四半期終わっちゃいましたね。

blog.chaspy.me

振り返るまでもなくほとんど未達成なんですが、一応振り返りします。

1Q振り返り

音楽

猫の休日向け1曲作詞・作曲・編曲 とけてなくなる向け2曲作詞・作曲・編曲

とけてなくなる向けは0曲。

猫の休日は1曲、youthという曲を作りました。達成だ!

あと猫の休日2nd albumのmixは少し手がついてますけど、まだまだ完成まで遠いです。再勉強。。。

あと目標外で「冷めないうちに」というプロジェクトを思いつき、「心臓、高音、雨宿り」という曲を作って、完成させました。

完成っつっても音程とかダメダメなんでちゃんとパッケージしてリリースするときにはちゃんと撮り直します。

就活で多忙だったわりにはぼちぼち成果出せてるのでよしとします。

技術

友人とのrails appは見事挫折した、あるあるですね。

あと積ん読ですが

Githubツールビルディングとオブジェクト指向設計実践ガイドはそれぞれ3割ぐらい手がついてますけど、終わってないです。

逆に目標外でやったものは以下。

blog.chaspy.me

blog.chaspy.me

blog.chaspy.me

あんまり技術よりではないですが。。。

転職

一応、3月までは情報収集&自己分析(?)期間として、受けないつもり。エージェントさんはガンガン受けるように進めてくると思いますけどね。。。

とりあえず今年受ける先として10社ぐらいまでしぼることを目標にしたいと思います。

予想外に、無事3月中に行く先決まりました。これに関しては注力した甲斐あって、成功ですね。目標達成です。3月はほぼほぼこれにフルコミットした気がするよ。。。

カレー

毎日カレー食べます(笑)

めっちゃ太るので毎日カレー食べるのやめました(笑)

英語

今期も何もやってない!だめだ!

次は英語を使う会社に転職するのでモチベーションがあがることを期待。

執筆

全然目標には達してないんですが、何書いたか計測はしておく。

はてなblog

計16記事。何が目標90やねんてね。

1月(8)

2017年末情報管理ツール見直し - ツナワタリマイライフ

2017年振り返り - ツナワタリマイライフ

2018年の目標 - ツナワタリマイライフ

UNIXという考え方を読んだ - ツナワタリマイライフ

2018年1quarter目標 - ツナワタリマイライフ

2017年読んだ本15選 - ツナワタリマイライフ

「エキスパートのためのMySQL運用+管理トラブルシューティングガイド」を読んだ - ツナワタリマイライフ

「TeamGeek」を読んだ - ツナワタリマイライフ

2月(6)

「イシューからはじめよ」を読んだ - ツナワタリマイライフ

もうカタログを増やすだけの勉強は、やめた - ツナワタリマイライフ

チームに変化を導入するときに心がけていること - ツナワタリマイライフ

みんなで強くなるチームビルディングを支える脱・属人化 - ツナワタリマイライフ

「GitLab実践ガイド」を読んだ - ツナワタリマイライフ

デブサミ2018に参加した - ツナワタリマイライフ

3月(2)

「Principles of Container-based Application Design」読んだ - ツナワタリマイライフ

「プロダクションレディマイクロサービス」を読んだ - ツナワタリマイライフ

note

1本。

note.mu

qiita

7本。これはぼちぼち目標達成したほうかな。

MariaDBのAUTO_INCREMENTについて - Qiita

MariaDB Galera Clusterでマルチマスタレプリケーションの際のwsrep_auto_increment_controlについて - Qiita

MariaDB Galera ClusterのSELinuxモジュールを作る - Qiita

GitlabのMergeRequestに対するコメントはcommitよりchangesに書くほうがよさげ - Qiita

なぜVCS(Version Control System)を使うのかを考える - Qiita

MetabaseとMariaDBでたのしい可視化 - Qiita

textlintのdocker imageを作ってgitlab-ciでCIする - Qiita

運動

体重計乗ってない。超ハードル低い目標さえも未達、やばい!

今後は運動してからじゃないとお酒飲んではいけないルールにしようと思います。お酒を飲んだら運動できないので。

おわりに

ちなみにトイレには貼ってましたけど、貼ったからといって自分の行動が変わったかっていうとそうでもないのであんまり意味なかった。貼らないよりはマシか。

運動以外は可処分時間を増やせば解決することだと思うので、時間と場所を確保しようと思います。

とりあえず一番大事な転職が無事達成できたのでよく頑張りましたとしておこう。おつかれ自分!

2Q目標はまたぼちぼち。

「6 Things to Do to Improve Your Relationship」を読んだ

はじめに

読んだ。英語の練習がてら、メモ。

time.com

パートナーとの関係継続のために必要な6つの事由をあげているようだ。

Excitement

離婚は衝突が増えるというより、ポジティブな感情が失われることによって起きることが多いらしい。

衝突を避けることばかり考えてきたが、興奮を高めることは不十分だった。

スリルがどれだけ重要か。

"pleasant” と “exciting”を比較すると、excitingのほうが関係継続に勝るらしい。

Excitingな感情はどこからくるのかわからないので、どんなExcitingな感情もパートナーとの関係性に影響を与える。

一緒に踊ったり、何かに参加したりして、Excitingなことをしよう。

Let Yourself Be A Little Deluded With Love

愛情に惑わされないようにする。

一見すると、少々欺かれているほうが満足するかもしれないが、結婚に関してはこれは真実ではない。

短期的には関係の錯覚はより高い満足感、愛情、信頼感、そして衝突を減らすことを予測するが、長期的にはより強く個人の最初の錯覚を持続させることになる。

(うーん、言いたいことがよくわからんかった)

5 to 1

この割合を心に止めておきましょう。悪いことが1つあるごとに、良いことが5つなければ幸せな関係は望めません。

ちなみに、義理の母に対してはこの割合は1000:1です。冗談で言ってるんじゃないよ!

Be Conscientious

誠実でありましょう。

お互いの関係にもっとも影響を与える特性です。

この石(誠実さ)で多くの鳥(幸福)を得ることができます。 Actually, you can kill a lot of birds with this one stone because it’s also associated with longevity, income, job satisfaction and health.

Gratitude

感謝はポジティブなフィードバックをもたらしたり、他の感情に影響を与える。

Try

関係を改善させるのは簡単です。

最初のデートのときは楽しい時間にしようと努力しましたよね。

これが全て偽造されたものだったわけではないはずです。お互いの目を見て、向き合いましょう。

おわりに

5:1は大事だなーと思いました。(笑)