ツナワタリマイライフ

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ぼくたちに、もうモノは必要ない」を読んで考える、モノを減らすこととひとの幸福

はじめに

ミニマリズム、モノを持たないひとたちが増えてきている。その流れは知っていて、そうすべきだと思いまずはscansnapを買って紙を減らした。本を電子化した。(それでも紙で本を買ってしまうのでまた増えるのだけれど。)その精神性に同意しつつも、まだ減らせるなぁ、部屋はなぜか散らかるなぁと思っていたので読んでみました。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

なぜモノを増やしてしまうのか

著者は自身をモノに投影してしまうことが問題だと指摘している。つまり身につけているものを自分の分身として価値を他人へアピールしたいからだ、モノを持たないとその結果他人の目が気にならなくなり、本当に必要なものだけを身につけるようになる。

「欲しい」と「必要」問題はモノを買うときに有効な判断基準だと私は思います。これを100%必要なものだけにシフトできたらどんなに良いか。

また、モノが多いと、そのモノが話しかけてくるというのは言い得て妙だと思いました。モノが多いとそれだけ「はやく片付けてくれよー」「これがあればもっといいじゃない?」とモノが話しかけてくると。これは実際に目に入ることで脳が気にしてしまうということなんですね。モノを減らせばもっと集中すべきことに集中できるというのはそのとおりだと思いました。

捨てる技術

仮に捨ててみるってのがいいなと思いました。実際に捨てなくても目に見えないところへ移動させる。1年間困らなかったらそれは捨てていいものだと。服を今そうしています。

服の話で「私服の制服化」って良いですよね。持ってる服がそもそも少ないので僕は今でも同じ服ばかり着ていますが、着る服だけに減らして、お気に入りの服だけを着たいです。よく着てると思うけどグレーのジャケットがお気に入りなのです。

モノを捨てて、感謝できる

モノを捨てて、他人からの目線も捨てて、自分に集中することができれば、あらゆるものに感謝できるといいます。現状に満足するし、今の自分に納得するから、出会ったひとや食事に満足できるようになるそうです。そしてそれこそが幸福じゃないか、幸福になるんじゃない、幸福を感じるんだ、ということで締めくくっていました。

おわりに

私は6月〜8月に引っ越そうと思っているので、それまでにモノを減らそうと思います。モノを減らしたいひとにはおすすめの本です。