はじめに
なぜに読書術の本は定期的に読んでしまうのだろうね。。。
自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる! (SB新書)
- 作者: 堀紘一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/12/05
- メディア: 新書
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作者の自伝というかエッセイ風に、読書の効能とビジネスの世界で活きる上で大切なことを説く自己啓発本のようなもの。
ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル
気になったのはこの話だ。著者はビジネスパーソンとして読むべきジャンルとして以下の4つをあげた。
- 生物学
- 歴史
- 軍事学
- 哲学
生物学は、主に適者生存の観点で、生物が生き残る、環境に適用して変化していくさまは企業が生き残る様と同じ考えだという点で納得。 歴史は言うまでもないかもしれない。だって歴史は繰り返すから。恥ずかしながら私は歴史の教養0なのでいい加減学び直さないといけないと思ってます。。。 軍事学も経営に繋がることが多いそう。軍事的な戦略は企業というチームを動かしたり相手の弱点を打ったりするところに通ずるものがあるのだろう。 最後の哲学は、チームをリードする人間として必要なのは非常によく分かる。自分で決めるためには自分の哲学がないといけないもんね。
この中で読んだことあるのは哲学なので、今後は残り3ジャンルを少しずつ読んでいきたい。
読書をすると運がよくなる?
ビジネス成功の秘訣は運だよ、運しかないんだよ、というところは分からんでもないが、それだけだと主張が弱い。
多分1番言いたかったのって、いくら鍛錬して読書で教養を深めても運がよくないと成功しないのは前提として、その上で、いつかたまたま来るチャンスをものにできるよう日々鍛錬しなさい、ってところが言いたかったんじゃないかなあ。
リーディングアサインメント
課題図書、という意味だそう。ハーバード大学では一般的で、事前に読ませて、読んだ前提で講義をするというスタイル。これがあったから何が良かったとは言っていなかったからよくわからなかったが、ちょっと興味があった。
同期と話して技術の勉強でそれやってみようかーという話になったのでプラスにはなりました。
自分にとっての読書の効能
読書を習慣化して随分経ちました。良いと思ったことはたくさんありますが、結局読書すると何がいいの?って疑問は本が作られるプロセスに着目すると見えてきます。
ある人間が積み重ねてきた技術や知見を1冊の本にまとめるというのは並大抵のことじゃできないと想像します。つくり上げるにも相応の時間がかかるでしょうし、そもそも書いてほしいと依頼されるレベルになるまでも大変だと思います。そんな著者が時間と手間をかけて作り上げたものが本なんだから、世に出ている時点で身近で安価で最良の教科書なのは間違いないでしょう、という考え方が自分の中で1番納得いってます。
実際得ることは何か1つはある。タイトル釣りのしょうもない(これを私はファーストフード本と読んでいる)本でも何か1つぐらい発見があるから。
終わりに
僕もいつか本を書きたいと思う。