はじめに
SoftwareDesign4月号を買いました。 take-she12.hatenablog.com
今回は特集2、オブジェクトストレージ編です。
オブジェクトストレージの教科書
Amazon S3やOpenStack Swiftの例をあげながら、オブジェクトストレージは何か?を説明しています。part2では分散オブジェクトストレージのアーキテクチャとしてOpenStack SwiftとCephを紹介。さらにpart3では国内のオブジェクトストレージサービスの例としてNTTコミュニケーションズ、IDCフロンティア、GMOクラウドが紹介されていました。
オブジェクトストレージの利用シーン
オブジェクトストレージはファイルサーバとどう違うの?別にファイルサーバでよくない?と言われれば、別に良いと思います。オブジェクトストレージの特徴はAPI経由でプログラマブルに扱えることや、フォルダ階層がなくフラットであること(コンテナで階層化じゃないけどグルーピングはできるね)以外には、高い冗長性が特徴だと思います。
これまでファイルレベルでストレージを利用していた場合は、ユーザが自身で同期を取ってデータを守らなければなりません。もしくはストレージ自体をRAIDで冗長化する必要もあるでしょう。OpenStack Swiftの例になりますが、むしろRAIDは非推奨だそうです。
OpenStack Swiftを構築したい
会社ではOpenStackをよく触っているので、これを機にOpenStack Swift単独で構築して、社内でオブジェクトストレージサービスをはじめて実際に利用してみようと思います。多分、使わないと分からないことがあるはず。
ちなみに少し前に何かの間違いで買ったこの本があるので、会社で少しずつ進めたい。この本がAppleのプログラミング言語、Swiftと同じ場所にあったら何か悲しいよね。
OpenStack Swift ―Swiftオブジェクトストレージの管理と開発
- 作者: Joe Arnold,SwiftStack team,菊池研自,舟橋弘兼,木下哲也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/11/18
- メディア: 大型本
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バージョンは最新のLibertyを使う予定。まずはお試しで、1つのVM(CentOS)にシスボル、ストレージ用領域を2つマウントして、構築してみます。VMは2つないとレプリケーションできないから2つになるかもしれない。コピーもだいたい3がデフォルトらしいからもう少しいるのかな。まだ構築途中なのでなんとも。
おわりに
構築メモを残すことはできないかもしれませんが(社内なので)作った、使ってみた感想はまだ書きたいと思います。