はじめに
無料ということでお試し版。
- 作者: 西谷圭介
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2016/05/31
- メディア: Kindle版
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ものの5分10分で読める程度の内容しかないのでまぁ読んでみるといいと思います。もうちょっと量あってもいいと思いましたが。。。
AWS Lambdaの概要と、処理のパターンが1つ載ってるだけです。
完成版には実際のアプリケーション作成方法やバックエンドごとのケーススタディが載る予定のようです。発売は2016年9月。
AWS Lambda
「サーバレスアーキテクチャ」という言葉が最近流行っているということで、これはちょっと抑えておくかと思って手に取った次第。AWS Lambdaは「サーバ」を持たない、というところの意味は、サーバ(インフラ)の構築・管理をユーザがしなくて良い、という意味です。
ユーザはアプリケーションの作成だけに集中できる、というとHerokuのようなPaaSを思い浮かべましたが、実装するアプリケーションはもっともっと核の、ロジック部分だけになります。
特徴として「イベントドリブン」「時間・実行数による課金」があります。前者はトリガーとなるイベントを契機にアプリが実行されるということ、後者はその実行時間とコードの実行回数に応じて課金されるという意味です。
Amazon EC2では1時間単位の課金で、その上に載ってるアプリケーションが実行されようがされまいが課金されますが、Lambdaはアプリが実行されたときだけ。必ずしもLambdaがお得というわけではないですが、EC2よりお得になるケースがある、ということですね。インフラの構築をしなくていいというだけでもお得ですし。
公式サイト。
おわりに
Lambdaももちろん、ちょっとこれからはAWSを使えないといけないなと感じています。クラウドといえばAWS、LambdaのようにAWSでしかない実行基盤が標準になっていく可能性があります。トリガーは何でもできるとはいえ、S3やDynamoDBとの連携がメジャーなユースケースとして取り上げられていますし、主要な機能は使いこなせるようになっておかないとなと思います。