はじめに
5月も終わったので振り返る。
技術
nginx + mruby
触って動かした程度で、深い理解に至っていない。nginxのディレクティブの概念を知り、何ができるかをなんとなく知った程度。語彙は得たのであとは仕事で使いながら覚えていこうかな。
kawasaki.rbで発表しました。
組織論
無事、長いこと時間がかかったエンジニアリング組織論への招待の咀嚼も終わり、また主催のLT会で発表しました。ブログも書いた。
技術は2テーマぐらいにしたほうがいいってのはあたってて、ちょうど完了した感じです。
音楽
猫の休日2nd album、mixとmastering作業なんとか終わりました。6月10日のライブ前には配信でリリースされます。
健康
- 自分のhealth dataをxml出力できるようなので、それを可視化して公開する仕組みを作ります。
作った。
可視化をまずは目標にしていたが、食事に多少気を使ったので多少減ったようだ。だが、運動しないとへらなさそうなことがわかった。
- 毎日のactivityの目標を毎日達成します
残念、達成できず。
新しく入る会社のオフィスで自習しているが、そことの往復だけだと500kcalの消費すらままならない。普段どれだけ動かない生活をしているかがよくわかった。
登壇
- kawasaki.rbのLT大会でnginx + mrubyで何か
- 組織論について自分が目指すものをまとめてどこかで発表
- JulyTechFestaへのCFP提出
- 月末にクローズド勉強会をする予定なのでそこで何か
2つめと4つめの内容が同じになってしまったが、まぁ達成できたとしよう。JTFのCFPは落ちました。
お金
apple watchを購入、支払いをほとんどapple payでのクレジットカード経由で行うことにし、マネーフォワードで完全に電子管理に踏み切ることにした。現金持ちたくないし、お金使うのはいいがせめて可視化したい。
一ヶ月運用したが、本当に楽。いかに自分が使いすぎてるかがわかる(笑)
最低週に一度は見直して学習させていく必要がある。もう数日前のコンビニで買った内容なんて覚えてないからなあ。本当は毎日が理想なんだろうけどね。
ブログ
5月は9本。ちょっとなんでも書くのをやめた。
組織論の本を読んだあとのメモと、デザイン関係の本と、体重関係のtipsぐらいか。
ブログを書く数にこだわるのはやめた。実際、ブログを書くのは時間かかるからだ。ボリュームのある本を読んだときと、あとは自分の考えをまとめるために書こうと思う。
本
22冊読んだらしい。読書メーターのイケてないまとめを最後に載せる。
GWがあったのでたくさん読めたが、4月以降読書量が倍増している。いいことだな。
(18/06/04追記)目標外でやったこと
クローズドの勉強会を主催しました。
Real World HTTPをやりました。難しかったのでブログにまとめるまでは至ってないです。
Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術
- 作者: 渋川よしき
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おわりに
とりあえずこの記事は振り返りだけ。ほとんど達成できたので、目標の量がちょうどよかったみたいだ。
5月は現職も終えて、GW旅行しつつ、のんびり勉強や音楽もやって、好きなことをして過ごせたし、体重計やapple watchに投資し、健康とお金を可視化できたのがよかった。来月以降も観察して、らくに管理していこうと思う。
5月の読書メーターまとめ
5月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:4419
ナイス数:78
Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術の感想
HTTPとWebの歴史になぞって現在のHTTP/2までたどり着く、技術の鍋といった感じ。完全なカタログでもない。すべてを「わかった」と言えるレベルにたどり着くのはまだまだ遠いということがわかった。壁にあたったときに見返す、一次リファレンス。
読了日:05月29日 著者:渋川 よしき
MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 (宣伝会議)の感想
- メディアに関しては信頼性が重要であり、コミュニティで見られる「アップデート主義」とは異なるものだとわかった。
- メディアはただの媒体ではなく、信頼と影響力を持ってこそメディアであり、他者にアクションを起こさないメディアはメディアではないことがわかった。
- 自分自身が直近メディアに関わるわけではないが、受け手としては嫌が応にも関わるので相応のリテラシーが必要であることと、小さくあれ他者に影響を与える何かを発信することは個人として当然あるので、読んで良かった。
読了日:05月29日 著者:田端 信太郎
やさしく解説 5分で読める『影響力の武器』の感想
原著は確かに分厚いし難しいかもしれないが、この本の解説は文章としては稚拙な印象を持った。サマリのサマリぐらいはわかったが、原著の目次の意味が読み解ける読解力のひとには不要な気がした。
読了日:05月29日 著者:黒木香苗
革命のファンファーレ 現代のお金と広告の感想
旧来のビジネスモデルを疑い、徹底的に考え、根拠をもった上で、さらにそれを実現できるところがシンプルに強いし、他の人がなかなかできないことだと思う。
芸能界という旧態以前の勢力が強い業界で、「(信頼を稼ぐために)嘘をつかなくていい環境を作る」ことは自分の食い扶持が自分自身で取れてないとなかなかできないことだと思う。
「常識を疑え」「自分自身で意思決定しろ」「行動しろ」がメインメッセージだと思う。
読了日:05月28日 著者:西野 亮廣
ジョコビッチの生まれ変わる食事の感想
最近いろんな食事に関する本を読んでいる。この本でも繰り返し言われているように「何を食べるか」は重要ではなく、自分自身で確かめ、自分の体の反応を確かめるのが重要。本に書いてあることを盲信してはいけない。
読了日:05月25日 著者:ノバク・ジョコビッチ
WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book)の感想
クローズドのコミュニティを作ろうとしていて、参考になると思い購入。「クローズドでオフラインコミュニティも、オンラインとの接続が必要」「良いコミュニティとは入り口のハードルが高く、出口のハードルが低いこと」など、これまで編集を通じて、モノ(本)を売ることと、コミュニティはもはや一緒であるということから考えを深めたコミュニティ論。
読了日:05月25日 著者:佐渡島 庸平
酒好き医師が教える 最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならないの感想
* ほぼすべての回答が「飲みすぎは健康によくない」「適量で」になっていたのは笑った
* 酒は毒なのは間違いなさそうだ、やめないけど。
読了日:05月25日 著者:葉石 かおり
21世紀の「匿名」ハローワーク: 人には理解されないもうひとつの職業図鑑 (未来文庫)の感想
高城さんのインタビューは3作目だけど、相手によって聞き方を変えてるのが面白い。一番好きなのは「秘密」がたくさん出てきたAirBnBホストの方の会
「未来と過去」の考え方が面白かった。彼らは当然のように言っていたけど、自分にこれまでなかった。
読了日:05月24日 著者:高城剛
糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべ て (幻冬舎新書)の感想
糖質をゼロにしてはいけないし、取り過ぎてもいけない。何より大事なのは医学界では常識がひっくり返ることがよくあるので、自分自身の身体と相談しながら、複数のソースから情報を得ること。
読了日:05月19日 著者:山田 悟
一生かかっても知り得ない 年収1億円思考の感想
少し背伸びをして、なりたいひとの行動を真似するという点はいいと思った。他は全体的にイマイチ、体系化まではできてないのが残念。
読了日:05月19日 著者:江上 治
新エバンジェリスト養成講座の感想
西脇さんの本、これで3冊目ですが、自分が今いるフェーズによって学びがありますね。今後プレゼン(登壇)をやっていくにあたり、以下を意識する
- 見たひとに何を持って帰ってもらい、どういう行動を起こしてもらうかをゴールにする
- 色遣いは気遣い
- なぜこの話をしているのか、聞いてほしいのかに3割使う
読了日:05月19日 著者:西脇資哲
生きるための哲学 ニーチェ[超]入門の感想
ニーチェの運命感に同感。あらかじめ決まっていることが運命ではなく、自分自身に起きていることが運命であるという考え方。これは自分の生を肯定することだと思う。/ 虚無主義(すべてに価値がない)ことだけ伝わっていることが残念であることは伝わった。「神(のような、絶対的に信じられている何か)は死んだ」からこそ、自分自身で生を構築していかなければいけない。/生きるとは、芸術であるという考え方が面白い。/もっとニーチェを知りたくなった。
読了日:05月12日 著者:白取 春彦
これは経費で落ちません! 3 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)の感想
本当このシリーズ好き。太陽との交際(?)関係はめちゃくちゃどうでもいいし揺れてほしくないのでなかったことにしてほしい(笑)にしても森若さんの生活は美しいよね。そしてよくまぁこれだけいろんなキャラが出てきて、森若さんを引っ掻き回していくというか。次もはやく読みたい。
読了日:05月12日 著者:青木 祐子
校閲ガール ア・ラ・モード (角川文庫)の感想
読んでて楽しいんだよなぁ、何よりすごいのはサブキャラたちのキャラの立ちかたと、ちょいちょいでてくる悦子の主人公のこれまた濃さ。本編だとちょっとくどいぐらいの濃さがサブキャラ目線だと逆にちょうどよかったりして(笑)森尾の話と部長の話が好きだった。
読了日:05月10日 著者:宮木 あや子
ここは、おしまいの地の感想
前作よりは少し軽い気持ちで読めるのだけれど、それは著者の書き方が、どうにもユーモラスに書いているからだと思う。内容、体験は本当にエッセイか?(ノンフィクションか?)と疑いたくなるほど大変なものが多い。ただただ、そんな内容でも、書くことが救いであり、熱中できるものであり、母親の言葉通り見つけられたことがよかったなあと思う。
読了日:05月09日 著者:こだま
僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意の感想
いやいや知の巨人すぎるだろ誰が真似できるんや(笑)って感じですが、媒体ごとの特徴を捉えてること、各媒体ごとに全体感、注意点(デメリット)、利点という流れになってること、対話形式を装いつつ結構編集さんの力が効いてる気がする、良い意味で易しく書かれていていい本だと思います。新聞は一切読まないので少しずつはじめてみるかなあという気になったのと、佐藤さんの「読書の技法」は読んでみようと思いました。あんまり多読がいいとは思わないけど、本にランクをつけるのは大事かなと思った。
読了日:05月08日 著者:池上 彰,佐藤 優
体力の正体は筋肉 (集英社新書)の感想
「体力」とは何ぞや、ということを定義し、そのうち行動体力 - 全身持久力と筋肉に着目。健康寿命を伸ばすためにこれらの増強を図りましょうという趣旨。特に大きい筋肉である下半身と体幹を鍛える具体的な方法が書かれています。「筋肉はなにもしなければすぐに衰える"怠け者"と書きましたが、トレーニングをいつはじめても、それにきちんと答えてくれる"正直者"でもあるのです」アスリートではないので毎日まとまった時間を取れないので、なるべく日常生活で運動量を確保したいと思います。まずは階段からかな。
読了日:05月07日 著者:樋口 満
まんがでわかるニーチェ (まんがでわかるシリーズ)の感想
まんがでわかる的なものは今まで読まなかったんですが、以前知り合ったひとが読んでると聞いて読んでみました。書かれてる内容は自分も同じように考えてることなので「せやな」とはなるんですが、どれがニーチェ独特の考え方なのかまではつかめず、別の本を読んでみようと思います。すべてに価値がないこと(万人に共通な)がニヒリズムだとしたら、そこを原点に、だからこそ自分で価値を探すんだ、というメッセージだとすると素敵ですよね。「すべて必然的に起こることを、いつも私は美しいと感じ、本当に美しいものとしてそれを見たいのです」
読了日:05月07日 著者:
分断した世界 逆転するグローバリズムの行方 (集英社ビジネス書)の感想
「分断」をテーマに世界各国の歴史を振り返り、今起きていること、そしてこれから起こることへの見解が書かれている。グローバリズムによって世界は統一されるに見えたが、いたるところで分断が起きているという考察は面白い。個人的に気になるのはEU一般データ保護規則(GDPR)だ。ビッグデータとして個人情報を活用しようとするGoogle、Facobookなどのシリコンバレーの巨人たちをEUからシャットアウトしているのは興味深い。
読了日:05月06日 著者:高城剛
過去と和解するための哲学の感想
哲学の背景知識があったほうがもっと深く楽しめたんだろうなぁと思いつつ、過去とは何で、過去とどう和解するのかという視点ははじめて与えられた。答えがないことが答えというのがなんとまぁ哲学らしいオチだが、それでも救いになるかもしれない本だと思う。「過去と和解するということは、天使ではない存在者としての人間の地位にとどまり、過去・現在・未来という時間の中で、過去が現在の源流・起源であることを認識し、受け止めることなのである。」好き。
読了日:05月03日 著者:山内 志朗
悲劇的なデザインの感想
ノンデザイナーですが、デザインの基礎を学ぶついでに興味深いタイトルだったので手にとりました。デザインとは(デザイナーとは)意図の描写をする仕事だが、作り手の意図を描写するだけではダメで、使うユーザーのことを(ユーザーという言葉自体が特定の対象を想像していない時点でダメだ、という話はもっともだと思った)考えて作らないと、怒り、悲しみ、疎外感、時には命を奪うこともあることを、すべてのデザインに関わるひとが知るべきだ、という思いが具体例とともに詰まっている。良い本だった。
読了日:05月02日 著者:ジョナサン・シャリアート,シンシア・サヴァール・ソシエ
最少の努力でやせる食事の科学の感想
ご自身も一度失敗しているということと、栄養学の博士を取得されてるので信頼できそうな気がしますね。一番大事なのは栄養やダイエットの言説ってひっくり返ることが多いので、歴史的に長いものを採用しなさいっていうのは結構大事なメッセージかと思いました。食文化を見ること。糖質はこぶし一つ分。良質な油をとる。たんぱく質は1日体重の1/5倍だが、1回の食事では20〜25gしか取れないので食事回数を分けること。GI値ではなくGL値。
読了日:05月02日 著者:オーガスト・ハーゲスハイマー
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