人間の感情を配慮し尽くすのは難しい。確率を下げる努力はできても、完璧は無理だろう。
正しいことを誤って言ってしまうパターンは以下があるだろうか
- 関係性(信頼)の欠如: なんでお前に言われないといかんの?
- コンテキストの欠如: なんで今言うの?
- 期待値調整の欠如: お前何のためにここにいるの?
- 背景理解の欠如: 実はこういうことがあってですね
基本的にフィードバックが求められているときにすることであり、それ以外はしないにこしたことはない。求められてないアドバイスはクソバイスだからだ。
しかし、組織の生産性は噛み合わせが悪いと1つのことでも大きく劣化するし、最悪人が辞める。逆に言えば、たった1つのことで改善すると組織の生産性が大きく向上することもある。
ボトルネックの特定や、根本原因の見極め、問題の評価、という目線でいろんなことを見るようになった。それがマネジメントの仕事だとも思っていた。
それは正しいんだが、いかに正しいフィードバックでも届かなければ意味がないどころかマイナスの効果を引き起こしてしまう。
正しいフィードバックを見極める姿勢は続けつつ、次は"正しく届ける"ことを意識したい。
おそらく、目指すべきゴールはそんなフィードバックがなくてもチームや個人が自律的に課題を見つけられる世界なんだと思う。チームの中からの目線とチームの外からの目線のギャップをなるべく小さくしていきたい。
同じものを、同じように見るようにしていきたい。