ツナワタリマイライフ

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「エンジニアのための生成AI入門」を発売しました

出ました!12/22 発売してました!担当編集のないとうさん、ソシム出版の皆さん、共著者のお二人、レビューくださった三人、読んでくださったみなさん本当にありがとうございます!

きっかけ

2025年3月13日に、同僚でもある高橋あおいさんから「こんにちは〜!私と共著で生成AIに関する本書くことに興味ありますか?」ときて、「よさそう、ぜひ!」と即レスしていた様子が発見されました。

その後5月ぐらいまで打ち合わせをして企画自体が進み、6/10あたりに見本原稿として、どこかの章を試しに書いてみる、というステップを踏みました。9/26(金)に初稿が終わり、そこから校閲〜直しというのを11月の後半までやっており、かなりギリギリというか、こんな時期まで変更しててええんやな...!? みたいな感覚でした。(現代の出版印刷のロジがすごいという話かもしれないが)

と執筆期間自体はそれなりではあるものの、実際はガッと書き進める時期とそうでない時期があった感覚でした。

担当章

どうやって担当が決まったかあんまり覚えてないですが(記憶がなさすぎる)自分は2章のプロンプトエンジニアリング、5章の RAG、7章のエージェント開発を担当しました。

どこもそれなりに産みの苦しみがあったんですが、特に2章のプロンプトエンジニアリング自体は、 reasoning model が十分成熟したことがあり、あるあるのテクニックは内部的に実践してたりして、実際に API 経由で試した時にこれって書籍として学びがあるのか?という葛藤と、生成AIの進化の速さ)を痛感しました。

とはいえ、章末に書いたんですが、プロンプトエンジニアリング自体が基礎の基礎であることは間違いなく、今後モデルによって隠蔽されようとも内部ではやっていることではあるため、知っておくこと自体は有益だと思っています。

5章の RAG もこれまた別にローカルで自前で作らなくたっていくらでもマネージドなソリューションはあるわけです。NotebookLM とか AWS Bedrock Knowledge base とか。なんですけど、この本はエンジニア向けがもし自社でマネージドを含めて RAG を構築する際に、トラブルシューティングをする際には基礎的な仕組み自体をほんの少しでも触れておくほうが有益だろうなという思いもありました。なるべくお金がかからないようにしたというのもある。

7章のエージェントは割と締め切り近い段階でアサインが決まりw 書き上げたんですが、1番苦労しました。AI エージェントの名前自体はかなりよく聞くようになりましたし、専門の本もいろいろ出てきました。とはいえ本書では基礎から積み上げた最後というところで、既存の技術を意識しながらどういう積み上げて成り立っているのかを意識して書いたつもりです。意外と単純だな・シンプルだな(実際はそうではない)と思えたら嬉しいです。実際に運用する難しさはもちろんあるのですが、全く謎のものではない、と思ってもらえるんじゃないかしら。

書いてみての感想

SRE の知識地図もそうなんですが、担当編集さんには頭が上がりません、本当にいろいろわがままも言ってしまい、また書籍の細部にあたり表現について気遣い、提案いただき、(ないとうさん以外にも関係された方はいらっしゃると思います)本当にありがとうございます。編集者さんすごいで...

あと、自分自身意外だったのが、もしかして結構需要あるのかもな、と書き上げて気づいたというか。自分自身は3月頃から LLM API を呼んでなんらかの自動化はしてましたし、RAG のソリューションも社内で提供していたりしました。その後エージェントもローカルで開発してたので、自分の中ではそこそこ触れていたこともあり、「本当に需要あるのかしら...」という不安もなくはなかったです。

でも本屋さんでみてみると、意外とエンジニア向け(開発者向け)かつ、入門からエージェントまでの本はそんなにないな、ということと、周囲を見て感想を聞いても、意外とそんなに触ってないという人は多く、キャッチアップはしておきたい、みたいな需要にも応えられたのかなという実感もあります。編集者さんの企画力の高さにここでも驚きでした。すげえ。

著書の「おわりに」を引用します!

一部抜粋にしようと思ってたんですが良いこと書いてるので全部引用します!w


皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございました。

読み進めながら「何を言っているのかわからない」と思うことや「さっきのものとどう違うの?」と疑問を持ったこともあったかと思います。しかし、ここまで読み進められたあなたは、きっと生成AIは”特別なもの”とは感じていないはずです。

実際に手を動かしてみると「意外と動くんだな…?」とか「動いたらちょっと楽しいぞ?」みたいな気づきもあったのではないでしょうか。個人的に、生成AIは”触ってみないと距離が縮まらないタイプ”の技術だと思っているので、その距離が少しでも近づいていたら嬉しいです。

著者の高橋あおいさんのイラストや漫画も、まさにその“とっつきにくさ”を減らすための工夫として描いていただいています。皆さんが一度は思ったことがあるだろうことを、キャラクターたちが悩んだり落ち込んだり元気になったりと、見ていて元気がもらえます。ソースコードと文章だけだと腰が重くなるところを、少しは読んでみようかな、と思える空気にしてくれてます。

今後も生成AIの世界は今まで以上に新しいものも出てくるでしょう。ツールやライブラリの細かい仕様は今後も容赦なく変わっていくはずです。でも、本書で扱った「考え方」や「組み立て方」は、けっこう息が長いはず...と思って書いています。そしてこのような書籍を通じて、皆さんが”新しいものの学び方そのもの”を身につけてもらえたなら、それが何よりです。

それでは、これからの皆さんの学びが、楽しく前向きなものであることを願っています。

著者を代表して 近藤健司


おわりに&感想の紹介

というわけで年始のお供に!どうぞ!よろしくお願いします!読んで X や社内で広めてください!

読んでいただいた方はありがとうございます!見つけた限りで貼ります〜〜〜!

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ありがとうございます!!!!!!!

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みのるんさんレビューありがとうございました!

たけやまさんレビューありがとうございました!

おまけ:書店巡り

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