はじめに
仕事は楽しいかね?kindle unlimitedで読めるよ!
- 作者: デイルドーテン,野津智子
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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- 作者: デイル・ドーテン,野津智子
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2002/07/26
- メディア: 単行本
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2冊目の本作は変化を味方につけ、事業を成功させて昇進した主人公が、良い上司、良い部下とは何かを学ぶ会です。
本の内容自体は読んでいただくとして、この本を読んで自分の身の回りの上司・部下の理想について考えていきます。
良い上司とは?管理職の仕事とは?
管理職といえば、部下の仕事や、部下自身を管理する仕事のように聞こえます。マネージャーとプレイヤーの関係ですね。
実はみなさんも少しずつ気づいているかもしれませんが、ここには上下関係はなく、役割が違うだけなんですね。
リーダーやマネージャとプレイヤーに一方向の上下関係があると、おそらく仕事はうまくいきません。上司は部下を管理したいから逐一状況を知りたがるし、報告させるだろうし、部下は報告資料を作るために時間がかかってしまい、本当にしたい仕事はできません。
極限まで理想的な状態は、上司は部下を信頼し好きにやってもらうし、部下は上司を信頼し、好きにやって結果を出すことではないでしょうか。
つまり、管理職は管理をしてはいけない。
僕自身、管理職は管理をせず、見守ることが仕事だと思っています。(もしくは経営層と戦ってくれること、かもしれません。)僕は入社間もないことと、管理職と密接に仕事をした経験がないので、管理職が本当にどんな仕事をしているかは知らないので、想像です。
ビジネス責任者かもしれない。でも実際に仕事を進めるのは部下たち。それが自主的に高まりあって良い結果を出すチームであればなおのこということがないわけです。
良い上司は、管理せず、見守りつつ、時々軌道修正の助言をしたり、チームがよりよい生産性を出せるような仕組みを提案するひとだと、僕は思います。
良い部下とは
先ほどもいいましたが、良い部下とは上司が「こいつに任せとけば大丈夫」と思われるひとだと思います。
そのためには常に変化に挑み、やったことと効果を常に分析し、最良を目指し続ける姿勢が大切です。加えて、チームメンバーへ働きかけ、問題の早期解決のために補助ができるとなおよいです。
なんだか理想ばかり語ってしまったかもしれません。
今の自分の上司はまさに「見守る」タイプの上司だと思っています。おそらくかなりいろんなことを考えてる方だとは思うのですが、今のところ、ところどころコメントはしていただきつつも、基本は見守ってくれています。
僕は普段からより積極的にチームを引っ張る役目をもって、こいつに任せとけばなんとかなると、今後思ってもらえるような仕事をするだけです。
おわりに
管理職は管理をしてはいけない。わかっていてもなかなか難しいことだと思います。
そういう意味で今の職場、上司はもしかしたら最高の上司なのかもしれません。自分が最高の上司、最高の部下になるべく、仕事の仕方には常に気を使って、上司にとって良い部下に、部下にとって良い上司になっていきたい。