はじめに
ブログを通じてアウトプットをたくさんするようになってきて、アウトプットの重要性について書こうか、なんて最初は思ってたけど、もうそんなもんじゃないです。アウトプットを増やせばインプットも増えます。そしてその循環がどんどん加速していって、ものすごいスピードでいろんなものが頭から入っては出て行くことで自分の風通しがよくなる。血が巡るような、そんな感覚。
アウトプットが増えるとどうなるか
まず、アウトプットすることで、ある物事が自分の中で1つ完結します。すると、次に別のことをやろうという気になります。あれをやろうと浮かびます、するとアウトプットする場があるのでそれをすぐにアウトプットします。基本的にはこのループです。
このループの面白いところは、脳内のメモリの問題だと思っていて、「やりたいこと」を脳に貯めておける数には限界があるんですね。つまり、アウトプットしない限りは脳にずっとある程度の「やりたいこと」が溜まったり、時に消えたり、生まれたりを、一定数の中で繰り返します。
問題なのは、この状態では新しくやりたいことが生まれづらいことです。裏を返せば、アウトプットを出すことで、やりたいことが生まれやすくなるとも言えます。
インプットは刺激をキャッチすること
インプットといえばブログを読むこと、情報誌を読むこと、本を読むことですが、その行為そのものが重要じゃではないです。一般にはインプットというのは何かを見ることや耳にいれることだと思いますが、大切なのはインプットしたあと自分の行動に移すこと。そして移そうと思うほど感度が高い状態にあることだと思います。つまりインプットの量だけじゃなく、インプットしたもののうち、それが自分の行動に移せるものとしていくつキャッチできるかが重要だと考えます。(この状態をインプットの感度が高い状態、と呼んでいます)
そしてこの感度は、脳内メモリが空いていないと高くなりません。アウトプットをして脳内メモリを空けることでインプットの質(感度)を高めることができると思います。
ブログは知のデータベース
ブログは自分の知識や経験のデータベースです。一旦書き出してしまうことで忘れることができる。(実際にはブログを書くことで覚えるのですが、ここでいう忘れるは、一旦頭から離す、という意味)この自分の中で一旦終わった状態にすることがとても大事だと思います。(これはevernoteの思想に近いものがありますね、いつでも情報を取り出せるもう一つの脳という考え)
おわりに
この状態はなってみないと気づけないです。どんどん生まれます、どんどん書けます。そして書いたことは自分の血肉になる。この状態はとても気持ちいい。
しばらくはこのブログを使って、あらゆる情報を手にとって自分のフィルターを通して書き出す訓練を続けてみます。きっともっと別の効果があると思うし、それもまた、その状態になってみないと分からないものなんだと思う。