はじめに
- 作者: レオ・バボータ
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/07/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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断捨離という言葉を耳にするようになり、モノを整理することよりも、そもそも減らすことが優先だと言われてきました。本書もまさにそうで、部屋だけでなく、仕事も、関係も、減らして有意義な人生にしよう、ということを提唱しています。
6つの原則
- 制限する
- 本質に迫ることだけを選ぶ
- シンプルにする
- 集中する
- 習慣化する
- 小さくはじめる
この原則を場面場面で当てはめていくやり方が説明されていく。
まず全部やろうとしない。重要度が高いものを3つ選択し、それだけをやる。人間は制限されると本質に迫った選択ができるので、本当に重要なことだけをやることができる。それに多くやろうとしても時間は有限である以上すべてはできない。それでは1日1つでも3つでも制限されたものだけをやると、爽快感も達成感も得られるし、着実に進捗できる、と主張している。
また、習慣化するためにはシンプルにする必要があり、最初は小さくはじめることを推奨している。食事制限、運動、勉強、仕事、あらゆる場面でも、まずは習慣化させることだけに「集中」して、内容はほんのすこしにして、またやりたくなる、増やしたくなるような量にしておくことがポイントだと言っている。
まとめ・感想
ファイル整理・メール整理あたりだと「Getting Things Done」とほとんど同じことを言っている。GTDについては以前記事を書いた。
あらゆるインプットを1箇所に集中させて、「捨てる」「決まった場所に配置する」のどちらかに決めて処理してしまう。「あとで決める」は存在しない、という考え方。
自分はつい最近の記事で目標を10個もかかげてしまって(笑)全然制限できてないわけで、これは絞ったほうがいいのだろうかと迷うね。。。
ただ部屋の片付けもタスクの整理も未だできてないままなので、毎月3つ目標を掲げてそれだけに集中する、というのはやってみようかなと思いました。