ツナワタリマイライフ

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リーダーとマネージャの違い

最近見たいくつかのツイートが自分の考えとちょっとズレがあったので考えてみる。

見つけられなかったのだけど、

マネジメントは欠けている要素を増やす、リーダーは目標を決めてチームを前に進める、やることを減らす、なので本来真逆である、みたいなやつ。

こういうのもか。

僕はこれまで以下のような整理をしてきました。(これは最近できたチームでのリーダーとの期待値合わせに利用しました)

  • Manager:
    • 担当メンバーの評価、目標(ミッション)設定
    • 担当メンバーの健康・労働時間管理
    • チームの半年単位での目標設定、戦略策定(採用を含む)
    • チームの結果責任
  • Leader:
    • チームを前に進めるためにリードする
    • チームが前に進めない要素を取り除く
    • 内容例
      • 0->1 のチームビルディング
      • チームが意思決定することをサポートする
        • 決め方を決めるように推進する、観点や選択肢を提示する、問いかけによって気づきを与える、など
      • ステークホルダーとの折衝
      • 開発部内の他のチームとのやりとり

思えば、僕が認識している Manager は所属組織でのロールとしての業務が多いなと。

ここに書いてないが、確かに「チームに不足している要素を(人材育成なり、他のチームに協力依頼するなりして)持ってくる」という動きはしている。

資源配分という意味では「チームの戦略策定や目標設定」もそうだろう。

そしてリーダーがやることを減らす、という意味としては「前に進めない要素を取り除く」にマッチしていそうだ。

そう思うとあんまりズレはなかった気もするが

チームビジョンを策定し、それに向かってメンバーを鼓舞する

これは結構両方に混じるところだなぁと思った。「どこへ向かうのか」はマネージャがやると自分は思っている。「向かう先に対してメンバーを鼓舞する」はリーダーの役割で良いのだけれど。

向かう先を決める能力がチームに備わっていれば、マネージャは欠けている資源を調達する、のみになるかもしれないが、実際は組織の階層構造だとか評価制度などが絡んでこれはパッキリ分けられないのだと思う。同じ権限を持ったマネージャとリーダーがチームにいて、そういう役割分担をすると良さそうだと思った。

開発組織でのマネージャ同士の役割分担がこんなふうにできると便利かもな。リーダー的マネージャとマネージャ的マネージャ。