ツナワタリマイライフ

日常ネタから技術ネタ、音楽ネタまで何でも書きます。

SRE NEXT 2020 の運営と登壇をしてきた

してきた。

sre-next.dev

SRE Lounge の運営メンバーで、やろーぜ、と手探りではじめた、日本ではじめての SRE のカンファレンスが無事開催された。

運営のコアスタッフとして

主にコンテンツという点で、CFP の選定のリードを行いました。

外から見ると非常に楽しそうには見えますが、やってみるとかなりしんどかったです。

選定に関わった7人のコアスタッフのそれぞれの意見を。正解も基準もない中で、基準を作りながら、有限の枠数に納めなければなりません。

SRE Lounge への信頼もあったおかげで、たくさんの Proposal が集まり、非常にレベルの高い選定となり、嬉しい悲鳴でした。

ちなみに自分も Proposal を出したんですが、「自分の Proposal には一切意見ができない」という制約でやりましたので、フェアであることは一応書いておきます。ネガティブな意見に対してのコメント・言い訳もなしです。(だって他のひとは Proposal だけで判断されてるからね!)

最終的にはいい経験ができたし、自分も出すことでレベルの底上げができたと思うので出してよかったと思います。

当日の役割

RoomA のリーダーをやっていました。

これだけは後世に伝えておきたいんですが、「インカムをつけた状態で発表を聴くのは不可能」です。まじで。

Room のリーダーは「なんかあったときに・なんもないようにいい感じによろしく」みたいなポジションなので、基本的には RoomA にいるんですが、司会の @muziyoshiz さんが完璧な司会をし、当日スタッフのみなさんが自律的に動いてくれたことで用無しで無事に終わりました。

登壇

登壇もしました。登壇の時間と前後30分は時間をもらい、持ち場を離れてスピーカーとしての役割に集中しました。

なおここで運営スタッフである水色のTシャツからスピーカーの黒のTシャツに着替えました。

20分では全然足りず、早口になってしまい聴きにきたひとには認知負荷の高い発表になってしまったことは反省しています。

来たひとが追体験できる、あるいは来れなかったひとが話した内容を学べるよう、補足する記事を会社のブログで書く予定です。

嬉しいことに満員御礼(立ち見も出てました)でして、何か1つでも持って帰るものがあれば幸いです。

「SLOっていう言葉は知ってる。でもそれどうやって使うの?」って思うひとはきっと多かったんだろうと思います。そういうひとたちに向けて、僕が地道にやってきた半年間を語りました。

懇親会

@EGMC さんとメンテモードのときの 503 出た時の SLO の扱いどうする?って話をしたり、repro の @exxyan さんにちょうどこれから SLO 策定しようとしてるところだったので今度ゆっくり話しましょうって言ってもらえたり(Quipper と Repro は Shared Channel があるので優勝)、@hokkai7go さんに連れられてはてなの若者に「やればいいじゃん!やれるよ!」と雑ながらもきっと意味があったであろう言葉をかけたり、追いかけたい背中の1人である @rrraaayyy さんに「よかったよ」って背中叩かれて感激したり、@deeeet さんに「疲れたときは犬を飼え。そのときは相談しろ」と人生のアドバイスをもらったり、終了間際に@toshanan さんに一方的にファンコールをしたりしてとても楽しかった。

運営チーム

最高のチームでした。最高のチームでした。

このチームだからこそできました。

参加した方で、いいカンファレンスと思ったら、運営スタッフに会ったときに、「ありがとう」「最高だった」と伝えてあげてください。

スタッフ卒業

理由はいろいろあるんですが、卒業しました。あとはまかせました。

帰りの電車から翌朝にかけてコアスタッフにメッセージを書いて、いきなり挨拶して、スッっと抜けました。解散ライブをせずに解散発表するタイプのミュージシャンなんで、ごめんなさい!

12月の頭に抜けることを決めてから、本当に過ごす時間1つ1つが愛おしく、寂しく思いながらスタッフの仕事をやってました。みんな本当に、こんな適当で雑な僕を仲間に受け入れてくれてありがとうね。

おわりに

僕の SRE としてのキャリアは SRE Lounge / SRE NEXT とともにありました。きっとこれからもそうだと思います。

また何かの形でコミュニティに恩返しができるといいな。

そのために、追いかけたい背中を追いかけていこうね。

願わくば誰かにとっての追いかけたい背中になれますように。